こんにちは、アスビーです。
今回は、スマブラSP初心者がVIPを目指すうえで、
必要となるテクニックについて説明します。
キャラクターによっては必要のないテクニックもありますので、
重要度を5段階で表します。
基本的な部分は説明しますが、詳しい仕様などを知りたい場合は、
その名前でググってください。
必要なテクニック一覧
重要度:★★★★★
- ジャンプ同時押し攻撃
- シールド、つかみ
- シールドキャンセル行動
- 急降下
重要度:★★★★☆
- 反転空後
- レバガチャ
- 小ジャンプ
重要度:★★★☆☆
- その場回避
- ずらし
- めくり攻撃
重要度:★★☆☆☆(ここから下は基本的にVIPまでならいらないテクニック)
- 空中ダッシュ(ベクトル反転)
- ダッシュガード
- ダッシュ横強(すべり横強)
- シールドシフト
- 急降下回避
重要度:★☆☆☆☆
- 崖奪い
- 反転掴み
説明
説明しやすいので、例とかはルキナで説明します。
また、基本的にガチ1on1を前提として話します。
※説明の際は空前とかで略して説明します。
技の名前のことで、空前だったら空中前攻撃、空Nだったら空中ニュートラル攻撃です。
DA=ダッシュアタック
重要度:★★★★★
基本的な部分で、どのキャラクターでも使える重要なテクニックです。
できるようになると勝率が上がるのでおすすめです。
ジャンプ同時押し攻撃
SPから追加された仕様で、ジャンプとAボタンを同時に押すことで、
ジャンプしながら最速で空中攻撃を行うことができます。
※少しだけ補正がかかりダメージが下がります。
地上で使えば最速小ジャンプ(後述)攻撃、空中で使えば、
最速空中ジャンプ攻撃を行うことができます。
このテクニックのメリット2つあり、一つは昇りで攻撃できることにあります。
昇り攻撃とは、「上昇しながら攻撃を行うこと」で、上方向に攻撃を行いたいときに有効です。
例(ルキナ):・対空攻撃として地上で同時押し空前、
・復帰阻止として上方向に判定を出すために同時押し空前。
メリット2つ目は最速で空中攻撃を出せること。
最速で攻撃を出したいときに有効です。
例(ルキナ):・ガードキャンセル(後述)空Nを使うことで最速の空Nで反撃をとれる。
・ダッシュから同時押し空上を使うことで最速で空上を使った着地狩りができる。
シールド、つかみ
真に基礎的な部分なのでまとめて説明します。
意外とできていない人が多いと思うので、
まず、スマブラは格ゲーの基本的な三竦みに則っていて、
攻撃→つかみ→シールド→攻撃で読み合いが回ります。
※強い→弱い:攻撃はつかみに強い
シールドは相手の打撃攻撃を防ぐことができる行動で、
これにより相手の攻撃を防ぎつつ、反撃をすることができます。
※掴みは防ぐことができません。
掴みはシールドに対する基本的な対策で、
シールドは掴みを防げないのでシールドが固い相手には、掴みで攻める起点を作ります。
なので攻撃がガードされて通らないな、と思うときは、掴みを狙うことで、
相手のガードにリスクをつけることができます。
そういうわけで攻めるときには攻撃ばかりではなく投げも重要です。
シールドキャンセル行動
通称ガーキャンと呼ばれる行動で、シールドをキャンセルして行動できるテクニックです。
ガード(シールド)は解除する際に11fの隙が生じます。
その隙をなくして次の行動に移れるのがガーキャンです。
※1f=1秒の1/60
このテクニックにより相手の攻撃をガードした後に反撃を取ることができます。
できる行動は主に4つ。
ガード入力をしながら下記の行動を行うことで解除硬直なしで行動できます。
- 上スマッシュ、上B
- つかみ
- ジャンプ
- 回避
上スマはキャラによってはバーストにつながる重要な技。
マリオ等発生の早い上スマがあると攻撃させてバーストを狙える。
上Bは注意が必要でスティックはじいて入力する必要があります。
※はじかないとシールドシフトになります。(後述)
掴みは基本的なガーキャン行動で、どのキャラクターでも反撃をとるのが早いです。
ジャンプは先述したジャンプ同時押し攻撃と組み合わせることで、
最速で空中攻撃による反撃を行えます。
回避はガードによってリスクを下げつつ攻撃を受けない択です。なので、
ガードと回避はバースト拒否の基本です。
急降下
急降下は空中にいる際に下方向にスティックをはじくと落下速度が速くなるテクニックです。
急降下に成功するとキャラクターの周囲に紫色の光が出ます。
このテクニックを習得することで復帰や着地はもちろん、
攻撃にもバリエーションが出るため重要です。
復帰での使い方:
飛ばされた後に急降下を入れることで早く崖下に行けるので、
復帰阻止されずらく、下から復帰がしやすい。
(倒れふっとび状態だと急降下できない。空中攻撃で解除可能)
ただし、急降下はジャンプか移動回避でしか解除できないのでそのまま落下しないように注意。
着地での使い方:
下に地上がある状態で飛ばされた後、急降下を入れることで、
着地狩りを行いにくくすることが可能。急降下の後に空中回避を入れることで、
回避による無敵のまま移動できる距離を延ばせる。→急降下回避
攻撃での使い方:
個人的に特に重要な使い方で、攻撃範囲を広げたり、コンボにつなげたりできます。
例えば、ルキナの空Nは持続が長いので、急降下と組み合わせることで、攻撃範囲を
広げることができます。
また、ほかにも、急降下と組み合わせることで滞空時間を減らすことができ、
技の回転率を上げることができます。
重要度:★★★★☆
反転空後
このテクニックは難しいですが、できるようになると空後が出しやすくなり、
バーストで利用できる技が増えるため、勝率に直接関わります。
また、どのキャラクターでも腐らないテクニックなので練習におすすめです。
場合によっては、このテクニック+適当な技で勝てるキャラクターもいます。
→ドンキー
内容としては、ダッシュから慣性を残したまま進行方向に空後を出せるようにするテクニックで、
方法は、ダッシュ状態から振り向きをする際の一瞬のためがあるのですが、
そのタイミングでジャンプを行います。すると後ろ向きにジャンプしてくれます。
ここで難しいのが、ジャンプの後再度進行方向にスティックを戻す必要があります。
でないと慣性が乗らないです。
右方向に空後が出したいときの入力:(ダッシュ)→←ジャンプ→空後
ジャンプの際にジャンプ同時押し空後をすることで、最速で空後が出せます。
注意点
1.ステップにならないように。
2.急がないこと。
1については、このテクニックはダッシュからしか出せないので注意です。
このゲームは地上でスティックを横にはじいた際に出る行動が2つあり、
はじいてすぐにスティックをニュートラルに戻すとステップ。
そのままにするとダッシュになります。
ダッシュから振り向きにする際に、スティックを端から端まで倒すのがコツです。
そうすると振り向きの際にググっと、溜めが出ます。そこにジャンプを押してください。
2については、急ぎすぎると反転できず、空前になってしまうので注意してください。
これが原因で反転空後ができていない人がいると思います。
練習の際だけでも、とにかくゆっくりと練習しましょう。
ダッシュ振り向きの「ググッ」をしっかり見てからジャンプ。
これができるようになると「ググッ」がなくても反転空後できるようになります。
レバガチャ
意外と忘れがちなテクニック、レバガチャ。
掴まれた際に、レバガチャを行うことで早く掴みから抜けることができます。
※地面に埋め込まれた時も。
めんどくさい、いらないと侮ることなかれ。
しっかりとレバガチャを行うことで被ダメージを減らすことができます。
また、ドンキーやリドリーなどレバガチャが命に直結する場合もあるので、しっかり行いましょう。
レバガチャの方法はスティックとボタンがありますが、どちらか一方だけのほうがいいみたいです。
私はスティックをぐるぐるしてますが、もっと効率のいい方法があるらしいので、
調べてみると面白いかも。
小ジャンプ
初心者の壁。私も最初できませんでした。
ボタンジャンプが前提で話します。
これができるようになると、空中攻撃の回数を増やせたり、
反転空後の際、空後のタイミングをずらしたりできます。
やり方としてはボタンちょい押しですが。これがまた難しい。
私はスティックを押すというよりは、ボタンから指をずらす意識でやってます。
※Xボタンをジャンプにしてます。
なぜ、このテクニックが重要かというと、
低い位置で空中技を出せるので、滞空時間を減らし技の回転率が上がるためです。
使い方としては、ルキナの空前をSJ(小ジャンプ)と急降下から出すことで
空前の壁を張ることができます。空Nでも可能。
また、フォックスでは、空後をSJ急降下を繰り返すことで空後の壁を張ることができ、
崖でバーストが狙いやすいです。
このように、空中攻撃の回転率を増やして、
攻撃する回数を増やせるので重要なわけです。
それだけではなく、先述した反転空後をSJで出すことで、
タイミングをずらしたり、高さを合わせたりすることができます。
これも腐らないテクニックなのでおすすめです。
重要度:★★★☆☆
これ以下のテクニックはできなくてもVIPは目指せます。
ただ、できると勝率は上がるので、練習はおすすめします。
これより上の重要度のテクニックがまだできない場合は、
そちらの練習、意識を先にすることをおすすめします。
その場回避
シールドから下方向にスティックを入れると発生する回避です。
その場から動かず無敵時間が短いですが、その分隙も短いのが特徴です。
相手の攻撃を透かしてそこに反撃を入れることが可能になります。
これは直接狙うのはかなり難しいので、何かの行動の後に入れ込むことをおすすめします。
例えば、ルキナの降り空N(急降下空N)に対して、ガーキャン投げを狙ってきたとすると、
ルキナの空Nは後隙が短いので、その場回避を入れ込むと無敵で投げられないため、
その投げに対してリターンを狙うことができます。
ただし、持続の長い技を置かれると無敵時間が間に合わないので注意です。
ずらし
攻撃を受ける際、スティック入力を入れることで、少しだけキャラクターを動かすことができます。
ベクトル変更とは違う。
→ずらし。
百裂(弱3段目連続攻撃)など受けている際は相手と反対方向に
ずらすことで最終段当たらずに済んだりします。
また、ベヨネッタなどの連続攻撃はずらすことでコンボを抜けることが可能なので、
練習をおすすめします。あとはテリーの弱弱下Bとかも内側に入れると抜けられる。
ずらしの仕様や方法は半月ずらしなどがあるので調べてみてください。
私はとりあえず、ずらしたい方向にスティックをぐりぐりしてます。
めくり攻撃
攻撃後に相手を通り抜けて反対側に出るように攻撃することをめくり攻撃といいます。
めくり攻撃を行うことで、相手の後ろ側に出るので、反撃を受けづらくすることができます。
※投げや弱、下強上強を後ろ側に出すにはひと手間必要なため反撃を受けづらい。
※自動振り向きのキャラクターは意味が薄いです。
やり方としては、ガノンドロフのDAやゲムヲのDAなど、相手を抜けることができる技で、
相手を抜けるように攻撃するか、判定の広い空中攻撃を当てつつ相手を抜けるなどがあります。
また、相手を飛び越えて空後を振るなどやり方はいろいろあります。
重要度:★★☆☆☆
ここから下は基本的にVIPまでならいらないテクニックです。
知っておくと後々いいことあるかもしれないので、上記テクニックができていない方は、
知識程度に知っておくといいと思います。
空中ダッシュ(ベクトル反転)
通称空ダ、空中で必殺技を出すことで、ベクトルを反転させることができます。
特に有効なのはルカリオで、ルカリオを使うなら必須です。
このテクニックを用いることで、予想外な動きをするので着地狩りを防ぐことができます。
1式から4式まであり、やり方は複雑なのでネットで調べたほうがいいです。
一応コツは、Bボタン押したらワンテンポ遅らせてスティックを
キャラクターの進行方向と反対に倒すこと。
ワンテンポってところが大切。ここのタイミング覚えたら余裕。
ダッシュガード
ダッシュからガードを出すテクニックです。
このテクニックを用いることで、相手との距離を近づけやすくします。
ダッシュから直接ガードを出すのは、実は少し難しいです。
?と思った方。いやいや、できてるよと思った方。意外とできないんですよ。
ダッシュからガードを張るとき、スティックを一度ニュートラルに戻してませんか?
それだと実はダッシュをストップするモーションが入ってしまい、最速でガードできていないのです。
それを解決するのがダッシュガードです。やり方は簡単。ダッシュしたままガードを張る。
具体的には、スティックを倒した状態のままガードを張るのです。
そうすることにより、最速でガードを張ることができ、相手との距離を詰めやすくなります。
例えば、サムスのチャージショットを打たれた瞬間、サムスに向かってダッシュしていた場合、
打たれたと思ってダッシュを止めガードしようと思うと、チャージショットがヒットしてしまいます。
そういう時にとっさに直接ガードを張れるようになるとチャージショットを防ぐことができます。
ダッシュ横強(すべり横強)
少しだけ移動しながら横強が出せるテクニックです。
やり方は反転空後とほぼ同じで、ダッシュから反転したときに「ググっ」を
キャンセルして横強を出すことでできます。
このテクニックを用いることで、隙の長いDAを使わずにダッシュから攻撃できるようになります。
また、横強がバーストできる技の場合、バーストも狙えるようになります。
具体的には、ルキナのDAは隙が長いので、ダッシュから出す技はダッシュ横強が基本です。
また、ゲムヲの横強はバースト力◎なので、バースト帯になったら、
ダッシュからバーストを狙えるようになります。
ちなみに振り向きキャンセル(ダッシュから「ググっ」)する理由は、
そのまま強攻撃を振るとDAが出るためです。
シールドシフト
書かなくてもいいかなと思ったのですが、このテクニックを用いることで
入らないコンボがあったりするので、説明します。(ちなみに私はあまり意識してないです。)
ガードを張っているときに、スティック入力することで、シールドの位置を動かせます。
(はじき入力NG、回避などに化ける可能性あり。)
シールドをボタン2つに設定して、シールド2つ同時押しすると回避などに化けないので簡単です。
このゲームはシールドに「漏れる」という概念があって、シールドからはみ出た部分には、
しっかりガードがない判定になってしまうので、攻撃が当たります。
それを回避するのがシールドシフトです。相手の方向にシールドシフトを行うことで、
シールドが小さくても漏れを防ぐことができます。
例えば、ゲムヲの空前をガードした後に続けて空Nをガードしようとした際、
キャラクターにもよりますが、例えばドンキーだと、空Nをガードしていてもヒットします。
そこで、シールドシフトを上方向に行うことで、空Nをガードすることができ、
コンボを受けないようにすることができます。
急降下回避
難しいけどそれなりに重要。
先述した通り、急降下の後に空中回避を入れることで、
回避による無敵のまま移動できる距離を延ばせるテクニックです。
(空中移動回避ではありません。)
このテクニックを用いることで、隙の長い空中移動回避ではなく、
ニュートラル空中回避で回避着地ができるようになるので、隙を狩られにくいです。
コツは急降下した後にそのまま回避をすると移動回避になってしまうので、
一度スティックをニュートラルに戻すこと。
(急降下)→(スティックをニュートラルに)→(回避)
そうすることで、移動距離の長いニュートラル空中回避で着地狩りを避けることができます。
ただ、やっぱり入力が移動回避になってしまうことが多いので難しい。要練習。
重要度:★☆☆☆☆
崖奪い
このゲームは崖には1人しか捕まれません。
そのため、相手が崖をつかんだ後に、こちらが崖をつかむことで、
相手を崖から離させることができます。
これを利用して空後などを狙えます。
ただ、今作は崖奪いのメリットが少ないのと、単純に難しいことから、
VIPに行くまでなら重要度は低いです。
反転掴み
ガードした後にめくられていた場合、投げるためには後ろを向かなければなりません。
それを解決するのが反転つかみです。
やり方は簡単で、ガード解除後に反転して掴むだけです。
ただ、難しいところは、反転して掴むところです。
スティックをはじいてしまうとダッシュ投げになってしまい、発生が遅くなるため、
最速ではなくなります。それを防ぐためには、少しだけ入力して反転して掴む必要があります。
これもできたら強いですが、繊細な入力が求められるため、初心者には難しいと思います。
VIP行くまでなら重要度は低いです。なんなら私もあまりやらないです。
おわりに
今回は初心者がVIPを目指すうえで必要なテクニックについて説明しました。
「それくらい知ってるよ」という方も多いと思いますが、なぜ必要なのかを
意識して書きました。必要性を理解して、たかが1テクニックと思わず、
そういったテクニックの積み重ねがダメージレースやバーストレースを左右するので、
少しづつ意識することが勝率を上げるコツです。
(一気にやろうとすると意識がごちゃごちゃになるので、ゆっくりひとつづつ。)
また、あくまでもテクニックなので、このテクニックを立ち回りに組み込むことが大切です。
テクニックを狙うために立ち回りがごちゃごちゃになってたら本末転倒です。
大切なのは、テクニック<立ち回りです。
では。